伝説の龍たちが、今度はスマートフォンの裏社会で暴れ出す!セガの大人気シリーズ『龍が如く』の公式ライセンスを受け、2025年3月にリリースされたMMO戦略シミュレーションゲーム「City of Wars: 龍が如く」。桐生一馬、真島吾朗、春日一番といったお馴染みの顔ぶれと共に、荒れ果てた島「ブリィスアイル」で繰り広げられる熾烈な縄張り争いは、シリーズファンならずとも血が騒ぐはず。果たして、その実力は本物なのか?本作の魅力、ゲームシステム、序盤攻略のコツ、そして気になる課金要素まで、実際にプレイした感想を交えながら徹底的にレビューしていきます!
「City of Wars: 龍が如く」とはどんなゲーム?

「City of Wars: 龍が如く」は、HKBBGLが開発・配信するスマートフォン向けのMMO戦略シミュレーションゲームです。セガの監修のもと、『龍が如く』シリーズの世界観とキャラクターを忠実に再現。プレイヤーは、金融危機によって無法地帯と化した島「ブリィスアイル」を舞台に、自分だけの組織を立ち上げ、裏社会の頂点を目指します。
ゲームの基本的な流れは、いわゆる「城ゲー」や「ストラテジー」と呼ばれるジャンルのもの。自分の拠点となる街を発展させ、資源を収集し、兵士を育成。そして、広大なマップ上で他のプレイヤーの拠点を攻撃したり、逆に襲撃から守ったり、同盟を組んで協力したりしながら、勢力を拡大していきます。
最大の特徴は、桐生一馬、真島吾朗、春日一番といった『龍が如く』シリーズの伝説的なキャラクターたちが、プレイヤーの仲間(リーダー)として登場すること。彼らを育成し、部隊を率いさせて戦うことができます。原作さながらのボイス付きのバトル演出や、キャラクター固有のスキルなどが、ゲームを大いに盛り上げます。
ここがアツい!「City of Wars: 龍が如く」の魅力
数ある戦略シミュレーションゲームの中で、「City of Wars: 龍が如く」ならではの魅力とは何でしょうか?実際にプレイして感じた、特に注目すべきポイントをご紹介します。
魅力①:伝説のキャラクターたちと共に戦える!

本作最大の魅力は、やはり『龍が如く』シリーズのオールスターキャストが登場することでしょう。堂島の龍・桐生一馬、嶋野の狂犬・真島吾朗、そして新たな時代の主人公・春日一番など、ファンにはたまらない面々がプレイヤーの指揮下に入ります。
彼らは単なるコレクションではなく、それぞれが固有のスキルや特性を持った強力なリーダーユニットです。例えば、桐生は反撃率を上げるスキル、真島は追加攻撃を行う「狂刃」スキルを持っています。郷田龍司のスキル「黄龍の威圧」のように、原作の背景を知っているとニヤリとするようなネーミングも。キャラクターボイスも豊富に収録されており、編成画面や戦闘中の掛け合いが、まるで原作の世界に入り込んだかのような没入感を与えてくれます。どのキャラクターをリーダーにし、どの部隊を率いさせるか、戦略の幅が広がります。
魅力②:裏社会の抗争を体感!MMO戦略シミュレーション

本作は、MMO(多人数同時参加型オンライン)戦略シミュレーションとして、プレイヤー同士のリアルタイムな駆け引きが醍醐味です。広大な「ブリィスアイル」のマップ上には、自分以外の多数のプレイヤーが存在し、資源地帯の奪い合いや拠点の攻防が絶えず繰り広げられています。
他のプレイヤーと同盟を組み、協力して強大な敵に立ち向かう。あるいは、裏切りや策略を駆使してライバルを蹴落とす。まさに『龍が如く』の世界観を体現したような、仁義なき縄張り争いが展開されます。グローバルサーバーを採用しているため、世界中のプレイヤーと対戦・共闘が可能。日本の同盟 vs 海外の同盟といった、大規模な抗争も本作ならではの熱い要素です。
魅力③:シンプルながら奥深い拠点開発と育成

ゲームの基本は、自分の拠点を開発し、戦力を強化していくこと。事務所、兵舎、資源施設などを建設・レベルアップし、組織の基盤を固めます。施設レベルが上がることで、より強力な兵士を育成できたり、資源の生産量が増えたりします。
また、「技術センター」では様々な研究を行うことができ、戦闘における陣形の解放や、部隊全体の能力向上、資源生産効率アップなど、多岐にわたる恩恵を得られます。どの施設を優先して強化し、どの技術を研究していくか、プレイヤーの戦略眼が問われます。序盤はチュートリアルやロードマップに従って進めれば迷うことは少なく、加速アイテムも豊富に配布されるため、テンポ良く拠点を成長させることができます。
魅力④:美女との交流も?「キャスト」システム

『龍が如く』といえば、夜の世界も重要な要素。本作でも、「キャスト」と呼ばれる美女キャラクターたちが登場します。彼女たちは単なる飾りではなく、育成することでプレイヤーの組織に様々なバフ(能力上昇効果)をもたらしてくれます。
プレゼントを贈るなどして親密度を上げることで、建築時間の短縮や資源生産量の増加といった、拠点運営に役立つ効果を得られます。さらに、親密度に応じて反応が変わる「おさわり機能」も搭載されており、彼女たちとの交流も楽しみの一つとなっています。硬派な戦略ゲームの中に、ちょっとした癒やし(?)の要素があるのもユニークな点です。
「City of Wars: 龍が如く」序盤攻略のポイント
ゲームを始めたばかりのプレイヤーが、裏社会で生き残るための序盤攻略のコツを伝授します。
1. チュートリアルとロードマップに従う

まずは、ゲーム開始後のチュートリアルをしっかりとこなしましょう。施設の建設方法、資源の集め方、戦闘の基本などを丁寧に教えてくれます。チュートリアルが終わった後も、画面に表示される「ロードマップ」(目標リスト)に従って進めていけば、自然とゲームの基本的な流れを掴み、必要な施設をバランス良く強化していくことができます。
2. 事務所レベルと戦力強化を優先

拠点内の中心となる施設「事務所」のレベルは、他の施設のレベル上限や解放されるコンテンツに関わるため、最優先で上げていきましょう。並行して、兵士を訓練する「兵舎」や、戦闘ユニットの能力を底上げする「技術センター」の研究も重要です。序盤は戦闘関連の施設・研究を優先的に進めることで、マップ上のゴロツキ討伐や資源地の占領がスムーズになります。
配布される加速アイテムは惜しまずに使い、建設や研究の時間を短縮しましょう。特に序盤は待ち時間が少ないため、テンポ良く進められます。
3. マップ活動と資源確保を怠らない

拠点の強化には大量の資源(キャッシュ、物資、金属など)が必要です。拠点内の施設だけでは生産が追いつかなくなるため、マップ上での活動が重要になります。
- ゴロツキ・ギャング討伐: マップ上にいるNPCの敵を倒すと、資源や経験値、アイテムを入手できます。自分の戦力で勝てる相手を見つけて積極的に討伐しましょう。
- 資源地の占領: マップ上にある資源地(キャッシュ輸送車、資材倉庫など)に部隊を派遣して占領すると、時間経過で資源を獲得できます。安全な場所にある資源地を確保し、継続的に資源を回収しましょう。
4. 早めに同盟に加入する
MMO戦略ゲームにおいて、同盟への加入は非常に重要です。ソロプレイでは限界がありますが、同盟に加入することで以下のようなメリットがあります。
- 建設・研究の援助: 同盟メンバーから援助を受けることで、建設や研究にかかる時間を短縮できます。
- 集結攻撃・防衛: 強力な敵拠点を攻撃したり、自分の拠点が襲われた際に、同盟メンバーに援軍を要請できます。
- 同盟技術・ギフト: 同盟レベルが上がることで様々なバフ効果を得られたり、同盟メンバーが課金した際などにギフトが配布されたりします。
- 情報交換・交流: 経験豊富なプレイヤーからアドバイスをもらったり、チャットで交流したりできます。
特に初心者のうちは、活発な日本同盟に加入することをおすすめします。
5. キャラクターの育成と編成

戦闘の要となるリーダーキャラクターの育成も忘れずに行いましょう。経験値アイテムを使ってレベルを上げ、装備品を装着・強化することでステータスが向上します。同じキャラクターの欠片(図面)を集めれば、レアリティを上げてさらに強化することも可能です。
部隊編成では、リーダーキャラクターのスキルや特性、兵士の種類(暴徒、射手、車両など)の相性を考えることが重要です。序盤は手持ちのキャラクターで最適な組み合わせを探りましょう。事前登録報酬などで強力なキャラクター(例: 一輝)が配布されている場合は、優先的に育成すると良いでしょう。
課金は必要?おすすめの課金パック
「City of Wars: 龍が如く」は基本プレイ無料ですが、課金することでゲームをより有利に進めることができます。特に効率の良いおすすめの課金要素をご紹介します。
最優先!初回購入特典

もし少額でも課金するなら、絶対に「初回購入特典」がおすすめです。 わずかな金額で、強力なSSRキャラクター(多くの場合、序盤で活躍できる性能を持つ)や大量のゲーム内通貨(ダイヤ)、育成素材、加速アイテムなどをセットで入手できます。コストパフォーマンスが非常に高く、スタートダッシュを決める上で大きな助けとなります。とりあえずゲームを試してみて、続けるつもりなら購入を検討する価値は十分にあります。
継続的なプレイを助けるパック
その他にも、月額パスや期間限定の成長ファンド、特定のアイテムがセットになったお得なパックなどが販売されています。自分のプレイスタイルや目標に合わせて、これらのパックを検討するのも良いでしょう。例えば、毎日コツコツプレイするなら月額パス、特定のキャラクターを集中的に育てたいなら育成素材パックなどが有効です。ただし、ガチャに関しては、キャラクターよりも装備品の排出率が高く設定されているため、特定のキャラクター狙いで深追いするのは計画的に行う必要があります。
課金は必須ではありません。 無課金でも時間をかければ十分に強くなれますが、効率を重視するなら「初回購入特典」は特におすすめです。
実際にプレイした評価・感想まとめ
「City of Wars: 龍が如く」を実際にプレイしてみたユーザーの評価や、筆者の感想をまとめます。
良い点・面白いと感じたところ
- 『龍が如く』キャラが登場する熱さ: やはり桐生や真島といったキャラクターを操作できるのはファンにはたまらない。ボイス付きのバトルも良い。
- MMO戦略としての駆け引き: 他プレイヤーとの同盟、対立、資源の奪い合いなど、リアルタイムの戦略性が面白い。グローバルサーバーでの大規模戦も熱い。
- 序盤のテンポが良い: チュートリアルが丁寧で、加速アイテムも豊富に貰えるため、序盤はサクサク進められる。
- 無課金でも楽しめるバランス: 時間はかかるが、コツコツやれば無課金でも十分戦えるように設計されている印象。
- 美女キャストとの交流: 硬派なゲームの中に息抜き要素があるのは面白い試み。
少し気になる点・改善を期待したいところ
- キャラクター入手難易度: ガチャで目当てのキャラクターを引くのが大変。装備品の排出率が高い。もう少しキャラクターを入手しやすくしてほしい。
- ゲームシステムの既視感: 基本的なシステムは他の城ゲー・戦略SLGと似通っており、目新しさに欠ける部分もある。
- 原作再現度への期待: キャラクターは登場するものの、ストーリーや演出面でもっと『龍が如く』らしさが欲しいと感じる場面も。
- 時間的拘束: MMO戦略ゲームの宿命だが、ある程度のプレイ時間や同盟活動への参加が求められる。
総じて、『龍が如く』という強力なIPを活かしつつ、オーソドックスなMMO戦略シミュレーションの面白さを取り入れた作品と言えます。原作ファンにとってはキャラクター要素が大きな魅力ですが、戦略ゲームとしての完成度も一定の水準に達しています。
まとめ:「City of Wars: 龍が如く」はこんな人におすすめ!

「City of Wars: 龍が如く」は、以下のようなプレイヤーにおすすめです。
- 『龍が如く』シリーズのファンで、桐生や真島たちと共闘したい人
- MMO戦略シミュレーションゲームが好きな人
- 拠点を発展させたり、キャラクターを育成したりするのが好きな人
- 他のプレイヤーと同盟を組んで協力したり、対戦したりするのが好きな人
- 裏社会や極道といった世界観に魅力を感じる人
- 無課金または微課金でコツコツと長く遊びたい人
『龍が如く』の世界観の中で、自分だけの組織を作り上げ、裏社会の覇権を争う――。この熱い体験に興味を持った方は、ぜひ一度「City of Wars: 龍が如く」をプレイしてみてはいかがでしょうか。基本プレイ無料なので、気軽にダウンロードして、ブリィスアイルの非情な世界に足を踏み入れてみてください!